井戸 ポンプ 発電機

ド素人でもOK!井戸用ポンプの家庭用発電機の選び方5つのポイント

家庭用発電機

自宅が井戸水だと、断水の時も安心ですよね。

 

でも停電の時は、ポンプが止まってしまうので一大事。

 

そんな時は家庭用発電機があると安心です。

 

もちろん、発電機ならば何でも良いというわけではありません。

 

高い発電機を買ったのはいいけれど、ポンプが動かない!なんていう事態は避けたいですからね。

 

そこで、このページでは、井戸用ポンプを動かせる家庭用発電機を選ぶ時の5つのポイントをご紹介します。

 

これさえ覚えておけば、電気が苦手なあなたでもどんな発電機を選べば良いかがわかります。

 

ポンプと同じ定格周波数であること
ポンプと同じ定格電圧であること
ポンプの定格消費電力を4〜5倍し、単位[W]を[VA]に置き換え

(これが最低限必要な電力)

インバーター付きであること
エコモード付きであること

 

まず、自宅の井戸用ポンプを見てみると、ポンプの型番をはじめ、いろいろな数字が書かれた表示があるはずです。

 

それを見ながら、まずは最初の3つのポイントを確認していきます。

 

ポンプと同じ定格周波数であること

ポンプの表示に、[Hz(ヘルツ)]で表示されています。

 

東日本なら50[Hz]、西日本なら60[Hz]と決まっています。

 

ポンプと同じ格電圧であること

ポンプの表示に、[V(ボルト)]で表示されています。

 

家庭用ならば、ほとんどが交流の単相100[V](AC100[V])で、単に「100[V]」とだけ表示されている場合もあります。

 

まれに単相200[V]や業務用の三相200[V]がありますが、ここでは省略します。

 

ポンプの定格消費電力を4〜5倍し、単位[W]を[VA]に置き換え

(これが最低限必要な電力)


ポンプの表示に、[W(ワット)]または[kW(キロワット)]で表示されています。
([kW]=[W]の千倍)

 

この定格消費電力をかけ算します。

 

●定格消費電力400[W]以下の場合 → 5倍

 

●400[W]を超える場合は場合 → 4倍(できれば5倍)

 

そして、[W]をそのまま[VA]に置き換えます。

 

なぜ単位を置き換えるのかというと・・・

 

発電機の仕様では、発電できる電力を[W]ではなく[VA(ボルトアンペア)]または[kVA(キロボルトアンペア)]で表示しているからなんです。
([kVA]=[VA]の千倍)

 

本来ならば、力率というものが関係して、[VA]の方が[W]より大きいのですが、
ここでは詳細な説明は省き、発電機については、[VA]=[W]としてOKです。
([kVA]ならば[kW])

 

以上でポンプを動かせる発電機選びの3つのポイントが決まりました。

 

続いて、残りの2つのポイントです。

 

インバーター付きであること

詳しく知らなくても、インバーター付きの発電機の方が良質の電気を発電できるという事だけを覚えておけばOKです。

 

特に、ポンプのようにモーター内蔵のものを動かす時は、インバーター発電機の方がオススメです。

 

それに、インバーター方式だと、パソコンやスマホなども安心して充電できるというメリットがあるんですね。

 

エコモード付きであること

エコモードは、エコスロットルなどメーカーによって呼び名が違いますが意味は同じです。

 

必要な電力に合わせて、自動で発電量を調整してくれる省エネ機能のことです。

 

ポンプが止まっている時などは、発電量を小さくするために発電機の回転数を下げてくれます。

 

実はエコモードは必須ポイントではありませんが、ポンプを長時間動かすことを考えると必要ですよね。


井戸用ポンプの発電機選びの実例

では、我が家の井戸用ポンプを例に挙げて、実際に発電機を選んでみたいと思います。

 

これは、うちの井戸用のポンプです。
自宅ポンプ画像1

 

ポンプをじっくり調べてみると・・・
こんな表示があります。
自宅ポンプ画像2

 

この表示を元に1つずつ確認していきます。

 

まず1つめ、「定格周波数」。

 

この電気製品が東日本用(50[Hz])か西日本用(60[Hz])かを指します。

 

この画像のように50/60[Hz]のと表示されている場合、東西関係なく日本全国どこでも使える電気製品だという意味です。

 

ちなみに、私が住んでいるのは西日本なので周波数は60[Hz]です。

 

2つめ、「定格電圧」。

 

100[V(ボルト)]と表示されています。

 

念のため・・・ここでいう電圧は直流の「DC」ではなくて交流の「AC」というやつです。

 

つまり、AC100[V]。

 

3つめ、「定格消費電力」。

 

このポンプは565[W(ワット)]。

 

[kW(キロワット)]で表示されている場合もあります。

 

[kW]は[W]の千倍の単位です。

 

以上、このポンプの電源は定格周波数60[Hz]、定格電圧100[V]、定格消費電力565[W]であることを覚えておきます。

 

次に、ポンプの定格消費電力を4倍して、単位を[W]から[VA]へ置き換え。

 

計算すると、

 

565[W]×4=2260[W]

 

単位を置き換えると、

 

2260[W] → 2260[VA]

 

これがポンプを動かすのに最低限必要な電力です。

 

でも、普通に考えると、ポンプの定格消費電力が565[W]だから、この数字と同じくらいの発電機なら、ポンプは動かせそうな気がしますよね。

 

実は、ここが非常に大事な点なんです!

 

ポンプは、中にモーターが内蔵されていて、その力で動いています。

 

モーターというのは、回転し始める時に、通常の4〜5倍の電力が必要になるんです。

 

この電力を起動電力(または始動電力)といいますが、発電機を選ぶ時は、「消費電力」ではなく「起動電力」(または「始動電力」)を基準に選ぶ必要があります。

 

まとめると、我が家のポンプを動かせる発電機のポイントは、

 

●60[Hz]
●AC100[V]
●2260[VA] (=2.26[kVA])以上

 

この3つに加え、「インバーター」と「エコモード」が付いている発電機ならばOKということですね。

 

我が家の場合、ちょっと電力の余裕をみて、2.8[kVA](=2800[VA])の発電機を購入しました。

 

ちなみに、私が選んだのはこの発電機→工進 インバーター発電機 (定格出力2.8kVA) GV-28i

 

 

この発電機に決めた理由はもう一つあって、他の有名メーカーの同等の発電機に比べて格安で、能力的にも見劣りしなかったからです。

 

 

 

以上です。

 

できるだけ簡単に書いたつもりですが、わかりにくい点があったらゴメンナサイ。

 

最後にひとつ、おそらく電気に詳しくない方は、ここに書いてあるとおりに発電機を選んでも、自分の判断に自信が持てないと思います。

 

そんな場合には、購入前の最終確認として、発電機のメーカーや販売店に聞いてみると良いです。

 

聞く時は必ず、できるだけ発電機だけでなくポンプのことにも詳しい人に代わってもらうこと。

 

そして、自宅のポンプの型番や性能(定格周波数、定格電圧、定格消費電力)を伝えたうえで、自分が選んだ発電機でそのポンプが動かせるかどうか聞いてみてください。

 

そうすれば、安心感が違うと思いますよ。

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